広島市西区大芝にある鍼灸院
疲労回復処 輔-task-鍼灸院の恩田です
・朝がつらく起きられない
・十分に睡眠をとっても疲れがとれない
・夕方から元気が出る
・集中力がなくボーッとしてしまう
・甘いものや塩辛いものが無性に欲しくなる
など、これらは「副腎疲労」をおこしている時にみられやすい症状です。
副腎疲労とは、副腎と呼ばれる臓器を過剰に使い過ぎた結果、その機能を果たせなくなっている状態で、上記した症状の他にも、鬱のような症状や不明瞭な思考など様々な症状を患ってしまう副腎疲労症候群のことをいいます。
原因
・肺炎や癌、自己免疫疾患などの〈病気〉
・手術、極度の疲労、栄養不足などの〈身体的ストレス〉
・人間関係、仕事、育児などの〈心理・社会的ストレス〉
・空気、水、食物、衣服などに含まれる有害化学物質や汚染物質による〈物理・科学的ストレス〉
などが挙げられます。
テクノロジーの発達でどんどん便利な世の中になる一方、運動不足や栄養偏り、コミュケーションをとる機会の減少などにより、特に身体的ストレスや心理・社会的ストレスなどは現代社会において増加の一途を辿っているのではないでしょうか?
副腎疲労のステージ
副腎の疲労にはステージがあり、最後の機能不全に至るまでに
①警告期:比較的ストレスが軽く、自覚症状がないじき
②抵抗期:ストレスが重く、必死に副腎がコンチゾールと呼ばれる抗ストレスホルモンを分泌している時期。
③疲憊期:副腎に疲労がたまり、ストレスに負けて身体に不調が現れる時期
などステージ分類があり、なるべく早く対処をしていければ良いのですが、多くは疲憊期まで行って始めて医療期間を受診し副腎疲労といわれることもあるようです。
回復のための原則
そんな副腎疲労から回復するには、やるべきことと、避けるべきことがあります。
とくにストレスと感じるものを避けたり、減らしたりする事、あるいは耐性を高める事と、栄養への介入が重要視されます。
ロシアの生理学者セーチェノフという人は、「人体の疲労を取るには、ただ体を動かさずにじっとしている消極的な休息法よりも、体を動かす積極的な休息法を行うほうが効果が高まる」と提唱しています。
また、トレーニングなどによって筋力がつくと、代謝があがり、寒さや暑さなど外部環境の変化に対応できる能力も上がるため、物理的・身体的ストレスに対する耐性も上がってきます。
栄養に関しては、欠食せず三食きちんと摂ることと、腸内環境を整える必要性がいわれています。
具体的には炭水化物、タンパク質、野菜海藻類を基本とした食事や、シンバイオティクスなどで消化器の健全化を図ります。
輔-task-鍼灸院では、内臓の働きを助ける作用のあるツボへ鍼灸施術を行うとともに、その人に合ったエクササイズで体を動かしてもらうことで疲労からの回復を目指していきます。