- 日中、体が重だるくてスッキリしない
- 夜中に何度も目が覚めてしまう
- 起床時から首や腰が痛い
- 昼から夕方にかけて眠気がある
- 食後に強い眠気がくる
それは「副腎疲労」と呼ばれるような、慢性的な低血糖の症状です。
職場や周囲の環境でのストレス、過度な運動、麺類や丼ものなどの糖質中心の食生活などによってコルチゾール(抗ストレスホルモン)と呼ばれる
血糖値を上げるホルモンやその原料となる栄養素の無駄使いが日常的に起こっていると、次第に糖新生能力が低下し低血糖症状を起こして慢性的なエネルギー不足状態となります。
このような人は糖質依存的な体質となりやすく、血糖値の安定的なコントロールが出来なくなってしまいます。
あるいは、過度な糖質制限を行っている方もエネルギー源となる糖質が入ってこない為、エネルギー不足状態に陥りやすいと言えます。
そんな時にMCTオイルが活躍してくれます。
MCTオイルとは
MCTオイルとは、ココナッツオイルやパームに含まれる
「中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglcerides)」だけを取り出した食用油のことです。
MCTオイルの特徴
- 消化吸収がよい
通常の植物油と比べて代謝経路が短くすぐに分解。 - 即時的なエネルギー源となる
体脂肪として蓄積されにくく、一般的な油の約4倍のスピードで
ケトン体と呼ばれるエネルギー源に変換される。 - 料理やドリンクにも混ぜやすい
無味無臭なので、スープやドリンクに混ぜることができ、
日常生活に取り入れやすい。 - 脂質なので機能性低血糖をおこさない
糖ではなく脂質なので、慢性的に低血糖を起こしている方でも
機能性低血糖を起こす心配がありません。
MCTオイルの使い方
MCTオイルは上記のように、無味無臭のためドリンクやスープに混ぜることができます。使うタイミングとしては、朝・昼・晩のうちご自身が疲労を感じやすいタイミングの前に摂取することがオススメです。
例えば、
夜中に何度も目が覚めてしまう、起床時がだるくてなかなか起きる事ができないと言われる方は、夜寝る前に摂ると良いです
あるいは、午前中が辛いという方には朝食に混ぜて
昼食後から夕方にかけて眠気だダルさが強いとい方は昼食時にMCTオイルを摂ると良いでしょう。
疲労感なく、いつもより活力に満ちた日常生活を送れるはずです。
持久力向上にもMCTオイル
即自的なエネルギー源となり、持久力向上をサポートしてくれるので、スポーツの場面でもMCTオイルは活躍してくれます。
MCTオイルは種類によっては、消化吸収が少しゆっくりで持続的にエネルギーを供給してくれるものもあるので、競技によって使い分けることもできます。
例えばランナーに対しては、一定時間走ると決まってスタミナ切れを起こしてタイムがなかなか上がらないなどの場合は、おおよその時間を逆算して事前に適切なMCTオイルを摂取しておくことも可能です。
MCTオイルの取扱い
当院では、メルローズヘルスジャパンのMCTオイルを吸収スピード別に3種類取り扱っております。
どのMCTオイルをどのタイミングで飲めばよいか悩まれる方はご相談いただければ適切なものをご紹介させていただきます。