慢性的な肩こり、首こり、頭痛の改善には「Re-arch Spine(リアーチスパイン)」と呼ばれるセルフケアツールがオススメです。
現代人は、スマホやパソコンなどを過剰に使用している影響により、 頭の位置が肩よりも前に移動して首肩に強い負担をかける「フォワードヘッド」と呼ばれる特徴的な姿勢をしている方が増えています。
「Re-arch Spine」はフォワードヘッドを改善し、慢性的な首肩のこりや頭痛を改善する為の強い味方です。
フォワードヘッドとその影響
頭が体幹に対して前方に突き出た姿勢を「フォワードヘッド」または「頭部前方位姿勢」と呼びます。
このフォワードヘッドと呼ばれる姿勢は
- ストレートネックや猫背など不良姿勢の助長
- 後頭部の筋肉の過緊張による頚部の負担増大
- 口呼吸による睡眠の質の低下
など様々な影響があります。
とくに頚部の負担の増大で言うと、頭の重さは成人で約6㎏ほどあると言われており、首肩の筋肉がこれを支えていますが、頭を前に5㎝突き出すと約2倍の負担が掛かり、10㎝前に突き出すと約4倍の負担が首に掛かると言われています。
さらに、首を前に15度ほど傾けることで約2倍の負担が首に掛かり、30度では約3倍、45度で約4倍の負担が掛かるとの報告もあります。
私たちが普段スマホを見ている時はまさに、頭を突き出し、さらに前に傾ける姿勢をとっており、日常的に頚部へ計り知れない負担を掛けていることになります。
Re-arch Spineとは?
Re-arch Spine(リアーチスパイン)はフォワードヘッドによって失われた脊柱の自然な弯曲「アーチ」を取り戻すことでストレートネックや猫背を改善し、首肩の負担を軽減する為のツールです。
ストレートネックや猫背、それに伴った首肩のコリなどを改善しようとする際、フォワードヘッドを改善しなければなりませが、単純に症状のある部位を緩めるだけでは効果は一時的であり根本的な改善とはなりません。
根本から改善するには、
①関連する筋肉の緊張を緩め、
②次に関節のアライメント(配列)を整えて、
さらにそこから
③首周りの筋肉と体幹の筋肉を連動させて整ったアライメントを維持させる
ような段階的なステップを踏むプログラムを組むことが必須となります。
Re-arch Spineは、デスクワークの合間や風呂上がりなどに5分程度で上記の3つのステップをご自宅や職場で簡単に実践することが出来ます。
当院での取扱い
当院は、このRe-arch Spineの認定トレーナーであり、取扱いをしております。
通常の施術でも首肩に症状がある方には、体を整えるエクササイズをしていただく際に、このRe-arch Spineを使用している為、効果なども実感したうえで購入を検討して頂くことも可能です。