広島市西区大芝にある鍼灸院
疲労回復処 輔-task-鍼灸院の恩田です
「疲労」は痛み、発熱と並んで体に異常があることを知らせるアラート(警報)の一つです
疲労の蓄積を放っておくと、活動のパフォーマンスは落ち、生産性が上がらず経済的な損失につながるだけでなく、突然死のリスクなどもあります
しかし、なぜか疲労は他の痛みや発熱などのアラートに比べて見過ごされやい現状があります
その原因の一つに、「物理的な体の疲れ」と自分がどれだけ疲れているかという「自覚的な疲れ」が一致しないことが多々あるということです
物理的な体の疲れを「疲労」、自覚的な疲れを「疲労感」という言葉で表すことができますが、この2つが一致しないのです
たとえば、単純・単調な仕事を繰り返していたり、興味のないことを聞かされている時間は非常に退屈ですぐに疲れを感じると思いますが
自分がとても興味があったり、好きなことをやっていたりする場合や、やりがいを感じている事などは長時間続けていてもそれほど疲れたと感じないのではないでしょうか?
どちらも体には疲労が蓄積されているはずなのに、自覚的な疲れである「疲労感」は本人の意欲ややる気によって大きく異なるのです
さらに、疲労を自覚したとしても、働いていたらそう簡単に休むこともできず、気合いと栄養ドリンクなどで一時的に紛らわせることができるのも疲労が見過ごされやすい原因だと思われます
本来であれば、普段から疲労をため込まない意識と、疲れを感じた時は紛らわせるのではなく回復を促す行動を優先させるべきであり
そうすることで、生産性が上がり経済的損失を少なくすることができ、より健康的な体にもなってくるため
もう少し、自身の「疲労」に関する認識を高く持ち、コンディションを整える知識や方法を獲得していく必していく要性が現代人にはあるのではないでしょうか