広島市西区大芝にある鍼灸院
疲労回復処 輔-task-鍼灸院の恩田です
当院の最大の特徴は、自律神経に働きかけ、交感神経を抑制することで、「緊張状態」から「回復状態」へ体を移行させ、ケガや疲労からの回復を促進することにあります。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類のがあります。
交感神経とは:血圧や心拍数の増加、血管の収縮など、活動時や緊急時などすぐに動けるように体を緊張させる神経です。
副交感神経とは:心拍数を下げ、血管を拡張、消化管の運動促進するなどの作用があり、就寝中やリラックスしているときなどに消化・吸収、組織の修復などを促進する神経です
自律神経は、生活の状況に応じて、交感神経が優位になったり、副交感神経が優位になったりと特別意識をしなくても、お互いがバランスをとってくれています。
しかし、現代人の多くは、体を緊張状態にする交感神経優位の状態から抜け出せなくなっています。
その原因としては、ストレスの増大や運動不足、栄養の偏り、スマホやタブレットなどのデジタルデバイスの過度な使用などがあげられています。
これらは、交感神経を優位にすることが知られており、習慣化されると次第に交感神経を抑制できなくなってしまいます。
一日の大半をデスクの前でパソコンなどを使用し、仕事や上司などのストレスに耐え、夜遅くに帰宅しコンビニの弁当やカップ麺で食事を済ませてしまう。
そんな生活習慣を繰り返している人は常に交感神経が優位となっており、体が緊張した状態なので体が休まる時間がありません。
上記のような極端な生活をしていなくても、運動不足や栄養の偏り、デジタルデバイスの過使用などは心当たりのある方は少なくないかと思います。
交感神経が優位な状態のままだと、体も「緊張状態」のままとなってしまい、寝ても疲れが取れにくく、ケガも回復しにくい状態になっていると言えます。
当院では、まず交感神経のスイッチを切ることで「緊張状態」から抜け出し、「回復状態」へ持っていくことを重要視しております。
そうすることで、疲労やケガの回復を促進することができます。
具体的な内容はまた次回に。